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信じること

ときどき、いつのまに自分は
こんなに年を重ねてしまったのだろうと
思ってしまう。
それは子供たちの成長というか
わたしの手をどんどん離れていういくたびに
どんどん加速していったような気がします。

気づけば
保育園に預けて
先生に預けて
大泣きする2歳になったばかりの
長男を振り切り
仕事に向かったのが
もう19年も昔のことだ。

19年、、、、
これ、長いっすよ。
ほんまになにをしてきたんやろ?
っと思いますが
なにもしてこなかった、、、
したいことは出来なかったな。。
仕事というか、そういう面でのことで。。。

正直、もう
今は、急速な衰えも感じはじめているから
もう、自分の夢は
そこではないような
いや、自分の夢は、自分の幸せは
子供の中にいることなんだと
思えるようになってきた。
たとえば、酔って子供に甘えれるとき
人生で一番幸せなときだって思える。

わたしは長い間
子育てをしてきた。
おかげさまで
いろんなことがあったけど
4人もの子供に恵まれた。
それはそれで大変なことはたくさんあって
でも、この子たちのためだから
頑張ってこれたし
歯を食いしばって
ここまでこれた。

わたしの夢は
ここなんだ。

これがわたしに与えられた
希望なんだ。

あとは迷惑かけないように
長生きしたい、、
もう最近は
そんなことしか考えない。
平和にぽっくりと逝きたい。
そんなことばっかり考えるようになってきた。

だって、大泣きしていた長男が
もうすぐ21歳になる。

あの大泣きしていた赤ちゃんが。。。。。



信じること_e0371618_16234195.jpg
黄砂で体調が悪くて
ほんとうに行けるのか心配だった
同窓会。
5月6日に四条烏丸で行われた。
この同窓会は
長男が保育園のときの同窓会。
親も子もほんとうに素敵な仲間で
そのときの年長組のときの
担任お二人も参加してくれはった。
きっと、40名以上は参加していたと思う。
父も母も子たちも大フィーバー。
しかも、
親も子もお酒が飲めるのですから
なんとも素晴らしい会。

そして、こどもたちが
ほんまにみんなええ子なんです。
ほんまにええ子、
あんたら、ええ子や〜〜〜って
ひとりずつハグしたいくらいです。
でも、長男に止められるんで
やめておきました。

いろんな話を出来るようになり
こどもたちのなりたい将来の夢を
聞いているうちに
自分の追いかける夢は
もう、終わりなんだとも
感じました。

世代交代

分かりやすく言うと
それ。

なんかな。。。

わたしの夢は別なものに変わりつつある。

追いかけていくうちに
夢は変わっていく。

1人先に
自分のほんとうの夢ではなく
わたしとの状況を汲んで
社会に出た長男は
みんなにこう言った。

『自分のしたいことを見つけてください』

そう
それが大切。

自分がしたいこと。
それがそのときの夢。
もし、このさき
夢がなんども変わってもいいと思う。
そのとき、したいことを
どんどんしてほしい。

後悔はしてはいけない。

若いうちの後悔は
何度でもやり直せる。

でも、気付いて
わたしのようにここまできてしまうと
もう、なにもかも
追いつかなくなる。

わたしは男みたいな人間だから
きっと、ずっと社会にいるべき人間なんだと
思う。
でも、それではなく
わたしには大きな想像もしていなかった
夢を与えてもらった。
それが四人の子だ。

こどもたちがわたしの夢。

なんども無理をしてきたけど
今は、すごく
ほんとうに幸せで
これ以上の幸せがあるのかと思うくらい
毎日が楽しい。

大好きな仲間
大好きな子供達。

これ以上
他に幸せがあるだろうか。

何度も若い頃に戻りたいと
思った。
でも、こどもたち4人に出会えない人生は
わたしの人生ではないと思う。
だから、
このわたしの人生が
今はすごく好き。

同窓会で
おとなになったこどもたちと
話して
わたしは実感した。


次からの幹事は
親ではなく
こどもたちになった。
一応、うちの長男が
幹事の代表でもあるようだが
長男が言ったように
次の同窓会のとき
息子は外国にいて参加できないかもしれない。
わたしは、
息子の夢を応援したい。
やりたいことをして
失敗してもいい。
どんどん、やりたいことをやってほしい。
夢は自分でつかめ。
自分のしたいことはどんどん
変わっていく。
変わっていかない人もいる。
ずっと、同じ夢の人もいる。

こどもたちよ
素敵な仲間も
素敵な親たちも
みんな味方だよ。

やりたいことを見つけてほしい。

ほんとうにしたいこと。

次の同窓会が
待ち遠しい。

そして、息子よ、
自分の道を信じろ。
やりたいことを自分でするんだ。
お金のことは無理だけど
いつでも、オカンが
笑いに変えてやる。
ええ男になれよ。
ええ男は、笑いも大事や。
ええ男は、傷つくことも知ってないとあかん。
自分が傷ついても人を傷つけるな。
そして、
お前の選んだ道やし
オカンは信じてる。

今、思えば、わたしは
母親に信じてもらってなかったんだろうな。
わたしが二十歳のときに亡くなったけど
東京もしたい仕事も遊びや外泊も
ぜんぶ、ダメだと言われた。
心配してくれていたんだろうけど
でも、それ以上に
信じれるものが
わたしになかったんだろうと思う。

今のわたしは
それは親ですので
車に乗ったら心配やし
朝帰りしたら、気になるけど
『信じてる』
ものね、。。。。。
信じよう。
こどもを。

そう、思う。

ほんまにええ同窓会やった。
楽しかった。
今のわたしは
楽しいことがしあわせ。
それだけでいい。



さ、ご飯も炊けたよ。
夕食にするね。


by molindaupaupa | 2017-05-10 17:22 | モリンダの子育て